【事故の場所、発生日時】

・事故の場所:東名高速道路 上り 24.1キロポスト

(東名大和停留所の近く)

・事故発生日時:令和5年1月20日午前11時5分ごろ

【状況説明】

■追い越し車線を走行した理由

・このあたりは横浜町田ICの近くで上り坂で混雑していて、前方の大型トラックの速度が遅くなり、80km/h以下になり迫ってきて、しかも、後方の車両も迫ってきたため、後ろからの追突の危険性を考慮して、安全のため、一番左の走行車線は工事中で侵入禁止車線となっていたので、前の車との車間距離をとりつつ、車線を追い越し車線に変更して走行していました。

■落下物を避けることができなかった理由

・その後、前方の車は落下物をよけるなどの特別な動きがなく、走行していた車線に小さい落下物が前方から迫ってきました。

・前方の車が落下物をまたいで何もなく通過できた小さな落下物なので、前方の車と同様に走行することが、以下の状況から最も安全であると判断してそのまま走行して、車が破損してしまいました。

・もしもこれをよけるとして、急ブレーキをかけると、後方に迫ってきている車(参考画像1を参照)に追突される可能性がありました。

・また、左車線前方には大型トラックが走行しており、その後方に迫ってきている左車線後方車(参考画像2を参照)に注意しながら左車線に移動するには時間的に難しく、75~90km/hのスピードであっても急ハンドルでミスをするとその落下物に乗り上げて、タイヤがパンクしてスピンしたり、最悪、車が横転する可能性もありました。

・以上の状況より、前方の車が落下物をまたいで何もなく通過できた小さな落下物なので、前方の車と同様に走行することが最も安全であると判断してそのまま走行しました。

・この落下物を避けることは上記の状況から回避することはできない状況でした。

・この小さくても鉄の塊というとても危険な落下物がなければ、事故は発生しません。

・ロードサービスからは、このような危険な落下物に乗り上げると車がスピンして大事故になることが多く、車底の破損だけで済んだのは、とても運が良よかったな。といわれました。大事故に至らなかったのは、上記の状況で通常の追い越し車線走行とは異なり、上り坂での混雑でスピードがかなり遅くなっていたことによるものと思われます。

【事故発生後の処理】

・急ブレーキをかけると後方車の追突の可能性があったので、左ウィンカーをつけて左を走行していたトラックと迫ってきている後方の車(参考画像2を参照)に注意しながら、車線変更し、同様に特に左後方から迫ってきている車に注意して、路肩に止めました。

・その路肩は狭くなっていて危険でしたので、バス停道路から高速に入るところの23.9キロポスト近くの路肩まで車をゆっくりと移動して止めて、安全性を確保するため、すぐに車の後方に三角マークを置きました。そのあと、JAFに連絡、JAFから警察とロードサービスに連絡を取ってもらいました。

・ロードサービスと警察が到着され、通行を一旦ストップしたようで、そのあと、落下物を拾ってきて見せてくれました

・ドライブレコーダの映像はその時見れなかったので、自宅に戻って、事故映像を警察に送付することにしました。

・車は、車底が破損していて危険な状態なので、これ以上の走行不可とJAF,ロードサービスの方々が判断してレッカー車で、車のディーラー(ホンダカーズ中央神奈川小田原店)のところまで搬送しました。

・車には3人が乗っていましたが、レッカー車には2人しか乗れないとのことで、一人は最寄り駅(田園都市線:南町田グランパーク駅)から帰宅しました。

【事故映像】

 

 

【参考画像1】

 

chart

 

【参考画像2】

 

chart